ClaudeやChatGPTで銘柄スクリーニングを効率化する方法|プロンプト例と確認手順

AI×投資

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証券会社のスクリーニング機能で条件を入力していたら、項目が多すぎて途中で嫌になった経験はありませんか?一方、AIチャットに「おすすめの高配当株を教えて」と聞いても、一般論ばかりで実際に買える銘柄名が出てこないこともあります。実はAIを使った銘柄探しは「何をどう聞くか」で結果が大きく変わります

この記事では、ClaudeやChatGPTで銘柄スクリーニングを効率化する具体的なプロンプト例、AIの回答を証券会社サイトで裏取りする手順、100銘柄を10銘柄に絞り込む追加質問のコツ、そしてAIに任せてはいけない最終判断のポイントを実例とともに解説します。

この記事のポイント

  • 数値条件を明示したプロンプトで、AIから具体的な銘柄候補を引き出せる
  • AIの回答は必ず証券会社サイトで最新データを確認してから使う
  • 絞り込みは追加質問で段階的に行い、最終判断は自分で決算を見て下す

AIに銘柄を探させる、実用的なプロンプト3パターン

AIに銘柄を探させる、実用的なプロンプト3パターン

AIに「おすすめの株は?」と漠然と聞いても、教科書的な回答しか返ってきません。数値条件と業種を具体的に指定すると、実際に買える銘柄候補が出てきます。たとえば次のようなプロンプトを試してみてください。

パターン1(高配当株):「配当利回り3.5%以上、時価総額1000億円以上、直近3年減配なし、東証プライム上場の日本株を10銘柄挙げてください。各銘柄の配当利回り・PER・業種も併記してください」

パターン2(成長株):「売上高成長率が直近3年で年平均10%以上、営業利益率15%以上、PER30倍以下の日本株を業種別に5銘柄ずつ挙げてください」

パターン3(割安株):「PBR1倍未満、ROE8%以上、自己資本比率50%以上、時価総額500億円以上の製造業株を15銘柄リストアップしてください。各銘柄のPBR・ROE・自己資本比率も表にしてください」

このように、利回り・PER・PBR・時価総額・業種・上場市場といった条件を数値で示すと、AIは該当しそうな銘柄を探して一覧で返してくれます。条件が多いほど絞り込まれ、逆に条件を緩めれば候補は増えます。最初は条件を3〜4個に絞り、回答を見てから追加で条件を足していくと効率的です

AIの回答をそのまま信じてはいけない理由と裏取りの手順

AIの回答をそのまま信じてはいけない理由と裏取りの手順

具体的なプロンプトを使えば、AIは10〜20銘柄をリストアップしてくれます。しかしここで注意が必要です。AIが示す財務数値や配当利回りは、学習データの時点のものであり、必ずしも最新ではありません。たとえば「配当利回り4.2%」と書かれていても、実際には直近決算で減配が発表され、現在の利回りは3.8%まで下がっているケースもあります。

裏取りの手順は次の通りです。まず、AIが挙げた銘柄名を証券会社サイト(SBI証券・楽天証券など)で検索し、現在の株価と配当予想を確認します。次に、企業の最新決算短信(IR情報ページからPDFをダウンロード)を開き、営業利益・配当予想・自己資本比率などの数値がAIの回答と一致するか照らし合わせます。ここで数値が大きくズレていたり、減配が発表されていたりする銘柄は候補から外してください

また、AIは銘柄コードを間違えることもあります。「トヨタ自動車(7201)」と正しく答えるときもあれば、別の企業コードを誤記する場合もあるため、必ず銘柄名と証券コードの両方を証券会社サイトで確認しましょう。つまり、AIの回答は「たたき台」として使い、最終的な数値は自分で確かめるのが鉄則です。

候補100銘柄を10銘柄に絞り込む、追加質問のコツ

候補100銘柄を10銘柄に絞り込む、追加質問のコツ

AIの最初の回答では、条件に合う銘柄が50〜100社リストアップされることもあります。そのまま全部を調べるのは時間がかかるため、追加の質問で段階的に絞り込みます。

たとえば、最初に「配当利回り3%以上の東証プライム株100銘柄」が返ってきたとします。ここで次のように追加条件を投げかけてください。「この中で、直近5年間減配していない銘柄に絞ってください」「この中で、営業キャッシュフローが3期連続プラスの銘柄だけ残してください」「この中で、配当性向が50%未満の銘柄を優先順位の高い順に10銘柄選んでください」。

追加質問を2〜3回繰り返すことで、候補は10〜15銘柄まで絞り込まれます。このとき、AIに「なぜこの銘柄を選んだのか理由も教えて」と尋ねると、配当の安定性やキャッシュフローの健全性など、判断の根拠が文章で返ってきます。その根拠が自分の投資方針と合っているかを確認してから、最終候補を決めてください。

ただし、AIの「理由」もあくまで過去データに基づく推測です。「今後も安定配当が続く」と断定しているわけではないため、最後は自分で直近決算を読み、業績が右肩下がりになっていないか、新規事業がうまくいっているかなど、定性的な情報も加味して判断しましょう。

AIに任せてはいけない最終判断、人間が見るべきポイント

AIに任せてはいけない最終判断、人間が見るべきポイント

前節までの手順で絞り込んだ10銘柄は、あくまで「数値条件を満たした候補」に過ぎません。最終的に買うかどうかは、数値に表れない情報を自分で確認してから決めてください

具体的には、次の3点を決算短信やニュースで確認します。(1)主力事業が構造的な逆風(人口減少・規制強化など)にさらされていないか。(2)経営陣の交代や大型M&Aなど、今後の業績を大きく左右するイベントが直近で起きていないか。(3)配当方針が「安定配当」から「業績連動配当」に変更されていないか。これらは財務数値だけでは読み取れず、決算説明資料や中期経営計画を読む必要があります。

また、AIは「過去のデータ」をもとに銘柄を選んでいるため、突発的な減益や不祥事が直近で起きた場合、その情報が反映されていないことがあります。たとえば、1カ月前に不正会計が発覚して株価が急落した銘柄でも、AIの学習データが古ければ「優良株」として挙げられてしまいます。必ず証券会社サイトのニュース欄や企業のIRページで、直近1カ月以内の開示情報を確認してください

要するに、AIは膨大な銘柄の中から条件に合うものを素早くリストアップする「検索エンジン」として優秀ですが、「この株を買うべきか」という最終判断は、最新情報と定性的な判断を組み合わせて、自分で下す必要があります。AIの回答を鵜呑みにせず、裏取りと最終確認を怠らないことが、スクリーニングを効率化しつつリスクを抑えるコツです。

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ClaudeやChatGPTを使った銘柄スクリーニングは、条件を具体的に指定すれば証券会社のツールよりも直感的で、候補を素早く絞り込めます。ただし、効率化の恩恵を受けるには次のポイントを押さえてください。

  • プロンプトには数値条件(利回り・PER・時価総額など)を明記し、抽象的な質問は避ける
  • AIの回答は必ず証券会社サイトで最新データを確認し、銘柄コードや財務数値の誤記をチェックする
  • 追加質問で段階的に絞り込み、最終的には決算短信とニュースを自分で読んで判断する

AIはあくまで「検索の補助」であり、最終的な投資判断は自己責任です。データの鮮度や計算ミスに注意しながら、スクリーニングを効率化してみてください。

※この記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

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